【展覧会】アレックス・バルビエ展

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画家、そしてバンド・デシネ作家でもあるアレックス・バルビエ Alex Barbier は1970年代からBD誌「月刊シャルリー Charlie Mensuel」とスクアール出版 Éditions du Squareを中心に作品を発表。通常のバンド・デシネからかけ離れた画面構成、セリフのやり取りより人物の内面表現を重視し、夢と現実の間のあやうい境界をさまよう内省的な物語が特徴です。

 

性を露悪的に描き、独自の表現が賞賛される一方、その過激な描写は数多くの非難にもさらされてきました。

 

代表作の一つ、リカオン Lycaons(2003年)

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90年代には講談社・モーニングで市長への手紙を連載、単行本が発売されています。

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2014年発表の最後の漫画 Dernière bandeがでバンド・デシネ制作に終止符を打ち画業に専念することになったバルビエの、35年に渡る画業を約100点の単行本原画や絵画とともに振り返ります。

 

42e Festival de la Bande Dessinée d'Angoulême – 29 janvier au 1er février 2015 - Alex Barbier