【展覧会】InterDuck インターダック展

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1980年代から古今東西のあらゆる名画・彫刻を「アメリカの有名なあひるのキャラクター」風味に味づけした作品を発表しているドイツの芸術家集団 InterDuck の展覧会。

 

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 © interDuck

 

展覧会の模様

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会場:アングレーム美術館

フェスティバル閉幕(1月31日)後も3月15日まで延長して開催。

 

InterDuck 公式サイト

La Duckomenta - Impressum interDuck

【展覧会】Jean-Christophe Menu ジャン=クリストフ・ムニュ展

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ジャン=クリストフ・ムニュ(1964-)1990年代にバンドデシネに革新をもたらした独立系出版社「ラソシアシオン L'Association」を設立し、また実験的漫画集団「ウバポ OuBaPo」でも中心的な役割を果たしました。漫画家・編集者・評論家として30年来、フランスにおけるオルタナティブ系作品や「グラフィックノベル」の先鞭をつけた立役者の一人です。

 

漫画家としての代表作に、自伝的なLivret de phamille』(1995年)、実験的フィクション作品『Gnognottes』(1999年)『Le Livre du Mont-Vérité』(2002年)『La Topographie interne du M』(2007年)など。

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2002年にはルイス・トロンダイムとジョアン・スファールによる「Donjon」シリーズの『Donjon Monsters』第2巻の作画を担当。

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2011年にラソシアシオン社を離れたムニュは、出版社 L’Apocalypse を設立。最新作は2014年から「Fluide Glacial」誌に連載した『Chroquettes』(2016年)。

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展覧会の模様

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会場:Hôtel Saint-Simon

【展覧会】Hugo Pratt ユーゴ・プラット展

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ヨーロッパで20世紀を代表する漫画家のひとり、イタリアのユーゴ・プラット(1927-1995)の回顧展

 

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自身、世界各地を放浪したプラットの人生が色濃く反映された海洋冒険譚『コルト・マルテーズ』シリーズは1967年の誕生以来、多くのバンドデシネ作家に影響を与えましたた。1988年にアングレーム国際漫画フェスティバル15周年特別賞を受賞。

 

約120点の原画(モノクロ&カラー原稿、水彩画、雑誌の表紙絵など)、プラットが残した言葉を通じてその人生、作品世界、文学との関連などを振り返りました。

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会場:Espace Franquin, salle Iribe

 

死後20年目にあたる昨年(2015年)には、日本でも『ブラックサッド』(フアンホ・ガルニド画)の原作者として知られるファン・ディアス・カナレス による原作で、ルーベン・ペジェヘーロの作画によるシリーズ新作が発表されました。

www.casterman.com

 

2002年制作の長編アニメ映画『コルトマルテーズ 皇帝の財宝を狙え!』は日本でも2004年に公開されています。

映画『コルトマルテーズ 皇帝の財宝を狙え!』公式サイト

http://www.finefilms.co.jp/corto/index.html

【展覧会】LASTMAN : UNIVERSE『ラストマン』展

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バスティアン・ヴィヴェス(※)、バラック(Balak)、ミカエル・サンラヴィル(Michaël Sanlaville)の共同制作による人気シリーズ『LASTMAN』は、フランス発、日本マンガ風のバトルアクション。2013年に第1巻が発売され、現在8巻まで発売されている。2015年度アングレーム国際漫画フェスティバル・シリーズ(長編作品)賞受賞作品

 

『LASTMAN』は翻訳版が北米、ヨーロッパ、アジアでも出版され、今年はビデオゲーム("LAST FIGHT")を発売、TVアニメも放映される予定。

 

作品に登場する場所や格闘トーナメントのリングを再現する他、ゲームの先行デモ機を設置、アニメのパイロット版上映も行われた。

 

展覧会の模様

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コチラは、3人の作者によるコメント付き

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会場:Quartier Jeunesse, Chais Magelis

 

ゲーム "LAST FIGHT"

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  バスティアン・ヴィヴェスや『LASTMAN』については、海外コミックの情報サイト「BDfile(ベデフィル)」に掲載された記事を参照されたい。

【『塩素の味』発売記念!】バスティアン・ヴィヴェス最新作『ラストマン』レビュー|BDfile

 

【展覧会】L'art de Morris モーリス(『ラッキー・ルーク』)展

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今年70周年を迎えた、人気ユーモア西部劇シリーズラッキー・ルークの展覧会。

 

ベルギーの漫画家モーリス(Morris, 1923-2001)「自分の影よりも早く拳銃をあやつる」カウボーイ『ラッキー・ルーク』の連載を開始したのは1946年のこと。1971年にモーリスが亡くなった後も他の漫画家に引継がれ、現在77巻まで刊行中。29カ国語に翻訳され、累計売上げ部数は3億部を超える(日本でも1974年、双葉社から3巻まで発売された)。

 

『ラッキー・ルーク』公式サイト[仏語]

www.lucky-luke.com

 

150枚の初公開原画の他、当時の掲載誌、ポスター、写真、フィギュア、モーリスのインタビュー映像など、子どもから大人まで親しまれている名作の全容を紹介する。

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 会場:アングレーム漫画美術館

フェスティバル閉幕(1月31日)後も9月18日まで延長して開催。

特別ゲスト・大友克洋関連プログラム

昨年(2015年)グランプリに輝いた大友克洋氏が今年、特別ゲストとして第43回アングレーム国際漫画フェスティバルに参加。以下の関連イベントが行われます。

 

代表作『AKIRA』をテーマにファンとの対話

1月30日(土)フランス時間・14時~16時30分

会場:アングレーム国立劇場

700人限定・完全予約制[応募は締切られました]

 

HOMMAGE À KATSUHIRO OTOMO

フランス内外42人のプロ漫画家によるオマージュイラスト展

会場:アングレーム国立劇場・地下の特別会場

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「金田のバイク」(AKIRA)展示

一緒に写真が撮れるフォトコールコーナーを設置

会場:Quartier Asie

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今年(2016年)のプログラム概観

アングレームでは4日間(1月28日〜31日)の会期中、市内20の会場で、展覧会を始め300を越えるプログラム(トークショー、ワークショップ、デッサンライブなど)が予定されています。

 

会場地図

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http://www.bdangouleme.com/medias/2016/documents/2016_plan_web.pdf

 

主なプログラムをフェスティバル公式動画とともにご紹介![仏語・字幕なし]

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HOMMAGE À OTOMO 大友克洋へのオマージュ[0:38〜]

アングレーム国立劇場で2時間、代表作『AKIRA』をテーマにファンとの対話を行う他、仏内外の作家42人によるオマージュイラスト展を開催。

 

L'art de Morris モーリスの芸術(『ラッキー・ルーク』)展[1:14〜]

今年70周年を迎える人気西部劇シリーズラッキー・ルーク』の世界を

作者モーリス(1923-2001)の未公開原画など豊富な資料で振り返る。

 

LASTMAN : UNIVERSE 『LASTMAN』の世界展[1:53〜]

バスティアン・ヴィヴェス、バラック(Balak)、ミカエル・サンラヴィル(Michaël Sanlaville)の共同制作による人気シリーズ『LASTMAN』初の展覧会。

 

Hugo Pratt ユーゴ・プラット展[2:29〜]

ユーゴ・プラット(1927-1995)の名作『コルト・マルテーズ』の作品世界。

昨年、死後20年目にあたり現代作家による新作が発表されている。

 

InterDuck インターダック展[2:56〜]

1980年代から古今東西のあらゆる名画・彫刻を「アメリカの有名なあひるのキャラクター」風味に味づけした作品を発表しているドイツの芸術家集団 InterDuck の展覧会。

 

Jean-Christophe Menu ジャン=クリストフ・ムニュ展[3:12~]

漫画家・編集者・評論家として30年来活躍、フランスにおける「グラフィックノベル」系作品の先鞭をつけた作家の実像に迫る。

 

Phallaina ファレイナ[3:30〜]

マリエッタ・レン(Marietta Ren)によるマルチメディア漫画を初公開。

 

Concerts de dessins  デッサン・コンサート[3:49〜]

バンドの生演奏をバックにゲスト作家が即興で絵を競作。

 

Match d'impro インプロビゼーション・マッチ[4:09〜]

役者と漫画家が組んだチーム同士で対戦。即興で画と演技によるストーリーを互いに披露、レフリーの判定に加えて観客の盛上がりによって勝敗を決するゲーム。

 

Projections(主に漫画原作の)映画上映プログラム[4:22〜]

バンドデシネ原作の新作映画『Paul à Québec』、特別ゲスト・大友克洋が手がけたアニメ作品などを上映。

 

Rencontres プロ作家が出演する各種プログラム[4:48〜]

 

QUARTIERS THÉMATIQUES 協賛企業によるテーマ別スペース[5:16〜]

 

Quartier Jeune Public 子ども向けプログラム[5:20〜]

 

QUARTIER NOUVELLE CRÉATION 新進気鋭作家の展示スペース[5:31

 

Atelier Risographie リソグラフィーのアトリエ[5:41

近年とりわけオルタナティブ系漫画家の間で盛んに用いられている「リソグラフィー」(シルクスクリーン印刷とコピー各々の長所を兼ね備えた)印刷のデモンストレーション。

 

Exposition Shapereader シェイプリーダー展[5:55

イラン・マヌアック(Ilan Manouach)による、視覚障害者向けに考案された作品を紹介。

 

Pavillon jeunes talents「未来の作家たち」パビリオン[6:05

 

QUARTIER ASIE[6:19

日本、香港、台湾を中心にアジアから漫画関連ブースが出展。

 

Exposition Li Chi Tak[6:34

香港を代表する漫画家、利志達(リー・チータッ)展覧会

 

Exposition Hibana[6:38

小学館青年漫画誌・月刊ヒバナ展覧会

 

Photocall Akira[6:51

AKIRA』(大友克洋)に登場した金田のバイクと一緒に写真が撮れるフォトコールスペース

 

ESPACES THÉMATIQUES 協賛企業によるテーマ別スペース[6:53

Espace Cultura キュルチュラ・公式セレクション(年間優秀作品)コーナー[6:59

Espace Caisse d'Epagne ケス・デパーニュ(学生漫画コンクール等)コーナー[7:09

Espace Polar SNCF フランス国鉄(SNCF)ミステリ作品賞コーナー[7:26

 

 

それぞれのプログラムについては、追って個別のエントリでもご紹介する予定です!